こんにちは。
東松山市の歯科・歯医者【モアナデンタルクリニック】です。
歯ぐきから血が出る、歯ぐきが腫れるといったイメージのある歯周病ですが、全身の健康にも関係があることをご存じでしょうか?
今回は歯周病と全身疾患との関係や、歯周病を予防するポイントについてご紹介します。
歯周病予防は全身の健康維持につながります
歯周病は、糖尿病や誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)などの全身疾患と深い関係があります。
そのため、歯周病を予防することが、全身の健康を維持することにつながるのです。
というのも、歯周病は、歯と歯ぐきの間に細菌のかたまりである歯垢(しこう)がたまることで、歯ぐきに炎症を起こす感染症だからです。
歯垢1mgあたりには、10億個以上の細菌が含まれており、これらの細菌がむし歯や歯周病を引き起こす直接の原因となります。
歯周病が進行すると、歯ぐきに炎症を引き起こし、そこから出された毒性物質が血液を通じて全身に広がることがわかっています。
そして、
・糖尿病
・血管障害性疾患(動脈硬化や心筋梗塞など)
・誤嚥性肺炎
・関節リウマチ
などの全身疾患に影響を与えるのです。
また、妊娠中の女性が歯周病にかかると、早産や低出生体重児出産のリスクが2~5倍ほども高まることも報告されています。
妊娠中はつわりの影響によって、お口のケアが不十分になりやすい時期です。
気分がすぐれたときにうがいをするなどして、お口の中に食べかすや歯垢が残らない工夫をし、歯周病の予防を行っていくことが大切です。
(参考:プラーク / 歯垢|e-ヘルスネット 厚生労働省) >
(参考:妊産婦における口腔健康管理の重要性 p4~5|厚生労働省) >
歯周病を予防するポイント
歯周病予防のポイントは、
・ご自宅での毎日の歯磨き
・歯科医院での定期検診・クリーニング
の両方を行うことです。
毎日の歯磨きで歯垢をしっかり除去
なによりも大切なのは、365日、毎日行う歯磨きです。
丁寧に歯垢を取り除きましょう。
デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると、さらに効果的に歯垢を除去できます。
歯科医院の定期検診とクリーニングで歯石を予防
毎日しっかり歯を磨いていても、取り残した歯垢が硬くなって歯石になってしまいます。
歯石は歯ブラシで取り除けないため、定期的に歯科医院でのクリーニングを受け、専用の器具で歯石を除去しましょう。
歯周病予防は東松山市の歯科「モアナデンタルクリニック」へ
当院では、クリーニングを行う際に「超音波スケーラー」を使用しています。
超音波スケーラーでは、超音波の振動と温水によって歯石を除去することが可能です。
当院の超音波スケーラーは、痛みが少ないマグネット式なので、快適な状態でクリーニングを受けていただくことができます。
歯周病にかかっていないかご不安に感じられている方や、歯周病予防を行っていきたいとお考えの方は、【モアナデンタルクリニック】までご相談ください。
全身の健康を守るためにも、歯周病予防をはじめましょう。